最近話題の「透析」についてです。
某アナウンサーが
「透析患者は自業自得なんだから、全部自己負担にしろ!払えないなら死んでしまえ!」
といった過激な発言をしましたね。いまは発言を謝罪していますが。。。
これは「透析」という医療行為の、主な原因(合併症)となる疾患、
「糖尿病」を誤解して発言されたものであると推測されます。
糖尿病は、「自分が不摂生をしたのが原因」という先入観があるのでしょうね。
糖尿病といっても、I型とII型があります。
ざっくりいうと、本人の生活習慣とは関係なく起こる先天的なものがI型。
生活習慣の不具合から起こるものがII型とおもっていてよいかと思います。
きっとこの某アナウンサーは糖尿病=自己管理できない人間といった、
色眼鏡で見ていたのでしょうね。残念なことです。
さて本題。透析というのは腎臓病の発症により、腎機能が低下もしくは停止してしまい、
体内の老廃物が自分の力では排出できなくなったときに行う医療行為です。
本来は、腎臓が血液中の老廃物をろ過して、尿から排出します。
それができなくなってしまったため、行うのが透析です。
医療機器を使い、全身の血液をろ過してまた体内に戻す・・・これが人工透析治療です。
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