2016年10月12日水曜日

ALSってなに?

ALS・・・

医療福祉現場で働く方々は必ず耳にする言葉ですね。

ですが、通常生活していて耳にする言葉ではありません。

これは、「筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)」という病気の略称です。

別名「ルーゲーリック病」ともいわれています。

メジャーリーグの名プレイヤーがこの病気にかかったことで

知名度があがった(世に認知された)という経緯もあるそうです。


この病気は、運動神経細胞が侵される病気で、原因はまだ解明されていません。

症状としては、全身の筋力が低下してき、呼吸も自分では困難になってくるという

とても大変な病気です。

日本では特定疾患として指定されています。同じような病状のくくりとして、

「筋ジストロフィー症」というものもありますが、これは次回にしましょう。

私がこの病気を調べて思ったのは、

「精神的苦痛やストレスがとてつもなく伴うだろうな・・・」

というのが正直なところです。どんな病気でも多かれ少なかれ苦痛は伴います。

しかしこの病気は、どんどん体の自由がきかなくなって行くにもかかわらず、

五感や意識は正常で、知能には何の影響もでないというところです。


自分の病気を受け入れるということは、大変なことです。

その受容にいたるまで、どれほどの不条理を感じるのか想像すると、

患者の皆様の苦悩が思われます。

詳しくは LIVE TODAY FOR TOMORROW という、ALS疾患啓発委員会が開設されている

サイトをご覧下さい。

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