ALS・・・
医療福祉現場で働く方々は必ず耳にする言葉ですね。
ですが、通常生活していて耳にする言葉ではありません。
これは、「筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)」という病気の略称です。
別名「ルーゲーリック病」ともいわれています。
メジャーリーグの名プレイヤーがこの病気にかかったことで
知名度があがった(世に認知された)という経緯もあるそうです。
この病気は、運動神経細胞が侵される病気で、原因はまだ解明されていません。
症状としては、全身の筋力が低下してき、呼吸も自分では困難になってくるという
とても大変な病気です。
日本では特定疾患として指定されています。同じような病状のくくりとして、
「筋ジストロフィー症」というものもありますが、これは次回にしましょう。
私がこの病気を調べて思ったのは、
「精神的苦痛やストレスがとてつもなく伴うだろうな・・・」
というのが正直なところです。どんな病気でも多かれ少なかれ苦痛は伴います。
しかしこの病気は、どんどん体の自由がきかなくなって行くにもかかわらず、
五感や意識は正常で、知能には何の影響もでないというところです。
自分の病気を受け入れるということは、大変なことです。
その受容にいたるまで、どれほどの不条理を感じるのか想像すると、
患者の皆様の苦悩が思われます。
詳しくは LIVE TODAY FOR TOMORROW という、ALS疾患啓発委員会が開設されている
サイトをご覧下さい。
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