2015年6月29日月曜日

視覚障碍者の区分認定について

気が付けば、6月は何も更新しないで終わってしまうところでした。

あぶないあぶない。。。


最近・・・というか、障害者総合支援法に代わり、

区分認定審査の調査項目の基準が若干変更されてから多くの事例があります。


それが、タイトルにあります通り、

「視覚障碍者」の区分認定についてです。


調査項目基準の変更前は、おおよそ区分1~2でした。

同時に介護保険を受けている方は、要支援2くらいが多いともいます。

それが、新基準になり

「在宅生活で一人で生活した場合」の評価視点が非常に重要視された結果、

・日々の買い物
・通院
・外出
・外出先での様々な行動

が一人ではできない(困難)であると評価されるため、

ほとんどの方が区分4という結果になり始めました。

今までは区分2の方々です。

この方たちのライフスタイルに何も変化はありません。

評価基準が変わったために、こういう結果になったのです。

改悪とはいいません。

「中途の視覚障碍者」と「生まれつきの視覚障碍者」で区分けが必要と思います。

これは今後の課題でしょう。


調査票をみていても、ほとんどの方が「自宅では自分で一通り何でもできる」方たち

なのです。


早急な見直しを期待したいですね。