2018年9月29日土曜日

老老介護ってなに?

ちょっと乳がんの話は一旦おわります。

今日は「老老介護」についてです。

字面の通り、

「老人(高齢者)が老人を介護する」ということです。

今回はそのリスクを述べたいと思います。

なぜかというと、これによる事故が

身近で起こってしまったからなんですね。。。



以前のブログで述べたことがあるかと思うのですが、

元義父が腰を悪くして寝たきり&車いす生活になりました。

ケアマネやヘルパーと相談し、自宅環境を整えて

先日退院してきました。

ところがです、、、

生来せっかちで昭和一桁生まれの元義父は、ヘルパーの

到着が待てずに「ベッドから起きる!」といいだして

癇癪を回したそうです。しかたなく元義母がベッドから

車いすへの移乗を介助することに。

もちろん、元義母に介護の知識や技術なんてありません。

ましてや、元義父とかわらず80歳半ばという年齢です。

膝が悪く、床に座れない元義母です。


結果は、いわずもがなですね、、、、

車いすへ移るどころか、二人で床にしりもちをついて

滑落しました。

そして、元妻のところに緊急で連絡が入ったようです。


慌てて駆けつけ、元義母を病院へ。

案の定、元義母は腰椎圧迫骨折で緊急入院です。

おそらく、元義母も歩けなくなるでしょう。

歩けていたのに、です。膝は悪くても、自分の事は

自分でできていた元義母が、です。

すいません、すこし感情的になっていますね。


元妻は相当な剣幕で元義父を怒ったそうです。

そして父一人を家にはおいておけないから、

入院を頼んだところ、

「俺は一人で家で過ごせる」とのたまう始末。

これでまた元妻は怒髪天です、ハイ。。。


数時間に及ぶ説教&説得で元義父も再入院となりました。

いくらなんでも数時間は大げさでしょ、と私も

思ったのですが、元妻にきいたらホントでした。。。


このように、老老介護は共倒れになるリスクが

ことのほか大きいです。また、身内であるがゆえに

感情的になりやすく、それゆえお互い頑なになり、

話がまとまりづらくなります。

身内で経験して身にしみました。

みなさんも身近にいましたら、ご注意ください。


2018年9月14日金曜日

乳がんってなに?(2)

前回の続き。。。

オペ退院後、案の定かなり生活は不自由になります。

元妻は右利きだったため、やはり右の乳房にメスを

入れているわけですから、それはもう不自由の極みです。

右手はしばらく使えないわけですから。ドクターから

運転はいいですよ、なんて軽く言われたそうですが、

右手が上がらない、力が入らないのですから

できません。

3~4日して運転ができるようになったみたいです。

そして仕事復帰もしましたが、介護職である為

手に力が入れられないとなると何もできません。

上司が配慮してくれ、しばらくはデスクワーク的な

業務で様子を見るようです。

月末になれば、今度は放射線治療の開始です。

元夫として、なにかできるか不安ばかりですが、

子供をみてくれている元妻に恩返しをせねばなとは

思っています。

2018年9月9日日曜日

乳がんってなに?(1)

さてさて、先日も記した通り乳がんについてです。

いままで全くぴんときてませんでした、

身近な人にいると急に感覚が変わるものですね。

とににかくてんやわんやでした。

詳しくは国立がんセンターのリンク張って置きますね。


うちの元妻場合は、超早期発見だったようで、

オペも含めて2泊3日で退院もできました。

1センチ程度の腫瘍だったようで、その患部周辺を

円柱状にくりぬいてオペ完了。

そして転移がないか、腋窩からリンパ液採取して

そこにもがん細胞がないか確認されていました。

取り合えずは「迅速診断」なるもので、

がん細胞がないことを確認しました。

ただこの検査は、言葉にもあるように「迅速」であるため、

1時間程度でわかる結果です。

あくまでも簡易検査のようです。

なので今は一ヶ月ほどかかる検査の結果待ちをしてます。

それから再発防止のための「放射線治療」を

開始するそうです。


ほんとに人って何時病気するかわかりませんね。

いろいろ人生設計も考え直すいい機会でした。