ちょっと乳がんの話は一旦おわります。
今日は「老老介護」についてです。
字面の通り、
「老人(高齢者)が老人を介護する」ということです。
今回はそのリスクを述べたいと思います。
なぜかというと、これによる事故が
身近で起こってしまったからなんですね。。。
以前のブログで述べたことがあるかと思うのですが、
元義父が腰を悪くして寝たきり&車いす生活になりました。
ケアマネやヘルパーと相談し、自宅環境を整えて
先日退院してきました。
ところがです、、、
生来せっかちで昭和一桁生まれの元義父は、ヘルパーの
到着が待てずに「ベッドから起きる!」といいだして
癇癪を回したそうです。しかたなく元義母がベッドから
車いすへの移乗を介助することに。
もちろん、元義母に介護の知識や技術なんてありません。
ましてや、元義父とかわらず80歳半ばという年齢です。
膝が悪く、床に座れない元義母です。
結果は、いわずもがなですね、、、、
車いすへ移るどころか、二人で床にしりもちをついて
滑落しました。
そして、元妻のところに緊急で連絡が入ったようです。
慌てて駆けつけ、元義母を病院へ。
案の定、元義母は腰椎圧迫骨折で緊急入院です。
おそらく、元義母も歩けなくなるでしょう。
歩けていたのに、です。膝は悪くても、自分の事は
自分でできていた元義母が、です。
すいません、すこし感情的になっていますね。
元妻は相当な剣幕で元義父を怒ったそうです。
そして父一人を家にはおいておけないから、
入院を頼んだところ、
「俺は一人で家で過ごせる」とのたまう始末。
これでまた元妻は怒髪天です、ハイ。。。
数時間に及ぶ説教&説得で元義父も再入院となりました。
いくらなんでも数時間は大げさでしょ、と私も
思ったのですが、元妻にきいたらホントでした。。。
このように、老老介護は共倒れになるリスクが
ことのほか大きいです。また、身内であるがゆえに
感情的になりやすく、それゆえお互い頑なになり、
話がまとまりづらくなります。
身内で経験して身にしみました。
みなさんも身近にいましたら、ご注意ください。
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