2018年4月29日日曜日

介護従事者のメンタルコントロール

介護従事者の皆さん、GWなるものはありますか?
デスクワーク系の方々(一部除く)以外は、

「全く関係ない」

という方がほとんどだと思います。
デイサービス系の方も営業形態によっては

「暦通り」

の休みがあるかもしれませんね。

私も障がい者のデイサービスですが、私の勤める事業所は祝日も営業ですので月~金まで通常運転です。しかも、他事業所が休みですのでその分うちを利用される方々もきて逆に忙しいです。私と同じように、そのような方もいるかと思います。頑張りましょうね!


さて、今回は「介護従事者のメンタルコントロール」です。
みなさんそれぞれ「自分なりのストレス解消法」をお持ちかと思います。
ご存知の通り(?)、私は双極性感情障害で精神障がい者手帳3級を保持しています。それなりに自分のメンタルと折り合いをつけながら4月より正職員として復帰しています。支えてくださる同僚に感謝です。再発にビクビクしながらも、折り合いをつけています。

私の場合、ストレス解消は「音楽」です。そう、いわゆる私は「オーオタ」です。あとはアニメも大好きですので「アニオタ」でもあります。

もしこのブログで許されるのであれば、わたしの「オーオタ」や「アニオタ」ぶりを描きたいなと思います。まぁ、よろしければコメントでもいただければと思います。


まずは勝手に語りますw
私のポタオデ環境は、SONYのNW-45にiFi-audioのiDSDポタアンがメインです。イヤホンは、カスタムのUE11ProとYAMAHAのEPH-200です。ヘッドホンはAKGのK702です。明日、FOSTEXのRP50Mk3が届きます。


とまぁ、こんなかんじのオーオタです。それが功を奏して?、よくレクでは歌謡曲のイントロクイズをやってます。好評ですよ。

ではでは。。。

2018年4月19日木曜日

陰部ってなに?【新卒指導の難しさ】

今日は初めて連投します。

4月になり、新人さんがはいってきました。ありがたいことです。
・・・ということは、新人育成が始まるわけです。経験者、新卒、未経験と様々です。それに合わせて指導を変えるのは当然なんですが、これがなかなか難しい。

介護の現場にいる皆さんにきいてみたい、福祉業界の理解度を順序付けるとしたらどうしますか?おそらくほとんどの方が、

経験者>新卒>未経験

とするかと思います。しかしながら、現在の職場で染まっている私のようなスタッフだと、無意識に経験者と新卒を「これぐらいのことなら・・・」と同列にみる場合もあるのではないでしょうか?とくに近年の介護福祉士の新卒者は、私のようなロートル卒業者とちがい「胃ろうの接続、痰の吸引」まで資格を有して卒業してきます。

なにが言いたいのかといいますと、このブログのテーマにもありますように、
「介護・医療用語をわかりやすく」が新卒、場合によっては経験者にも当てはまる場合があるとうことです。今回「目から鱗」だったので私の体験談を一つ。

新卒の子に、男性のおむつ交換を指導していた時です。
「手袋をして、清拭タオルを用意して・・・」
と順をおって説明します。

「陰部、鼠径部、臀部まで尿で汚染してるからしっかりと拭きあげてね。それからおむつカバーを装着するとき両方の鼠径部にそってしっかりとカバーを・・・」と、おそらくみなさん普通にそうしているかと思います。そしてそう言葉にしておしえているのではないでしょうか?

ところがです、意外に新卒の子たちはこの長年介護に漬かっている人間の言葉がわからないんです。「学校でこれぐらいはならってきているだろう」は通用しません。確かに私が新卒だった時もそうだったのだろうなぁと思います。

一通り説明が終わったところで、質問がないか聞いたところ、
「すいません、鼠径部ってなんですか?」
この質問に、本当にハッとさせられました。社会に出ていまから覚えていくんだ、自分もそうだったと。うぬぼれとかではなく、本当に自分を顧みましたね。新人さんを教えるのは、本当に勉強になります。

なので、試しに「亀頭、陰茎、陰嚢」も聞いてみましたがわかりませんでした。漠然と全体を「陰部」というのはしっていても、その内訳はまだよく理解していないんです。なので、その子には解剖生理学とまではいかなくても、人体を医療用語でどう表現するか自己学習をすすめました。そうでないと利用者さんの体に傷があったときに正確に場所を伝えられませんからね。

書いていて、上から目線になっていないか心配ですが、けっしてそのようなつもりはありません。私にとって、本当に目から鱗だったなぁと、勉強になったと心底思います。人材を育てるというのは本当に難しいことなのだと、痛感しました。私を今の私まで育ててくれた先輩方に感謝です。

スヌーズレン活動導入に向けて・・・

まずは、

「実績のある施設に見学にいこう」

という話になりました。

幸い、私の前の職場がそれなりの環境下で実施していたなぁと思いましたので、さっそく以前の上司に連絡。いや~不思議なものですね。以前の上司と、他施設の職員として話すのは。お互いが敬語です(社会人として当然w)。わたしは以前から敬語だったのでなんともないのですが、以前の上司が私に敬語で話してくるというのがなんともこそばゆくw
なんか肩こっちゃいますね、とお互いニヤリ。不思議な体験でしたwww

まだはっきりとしたお返事はいただいていないのですが、私の現職場の相談に対して非常に真摯に受け止めてくださり、対応を協議してくれている模様です。

ありがたいことです。

2018年4月14日土曜日

年度も変わり・・・

平成30年度が始まり、半分が過ぎようとしていますね。
早いものです。デイサービスにきて2年目です。

私事ですが、今年度は「スヌーズレン」に携わることになりました。
まだ環境整備やらなんやらで、チームを立ち上げたばかりですが、
楽しく取り組んでいけそうです。私としても始めての試みで、
なんと「利用者さんとともに作り上げていく」のです!

ですから、毎回会議にはデイサービスを利用される方と共に
「あーだこーだと」ディスカッションしております。

利用者のかたに、ヒヤリングやモニタリングはしても、
「ディスカッション」をすることはまずないのではないでしょうか?
初めての経験に、わくわくしています。

2018年4月1日日曜日

肝炎ってなに?(5)完

うわ~~~~~~~~
すみません(;^_^A
2ヶ月も放置してました。お恥ずかしい限りです。。。
肝炎についてはこれで最後となります。
よろしくお願いします。

さてさて、前回は乳幼児が感染した場合、思春期から二十歳になると肝炎を発症して1割が慢性肝炎、残り9割が自然におさまり無症候性キャリアになることまで書いたと思います。そして、慢性肝炎を放置すると、肝硬変→肝癌へと進行するとも。


そこで今回は成人になってHBV感染するとどうなるかで、このテーマを終わりにしたいと思います。成人は通常免疫機能がしっかしりしてますから、感染した時点で免疫機能がすかさず反応します。ゆえに、70~80%方たちは自然治癒します。

じゃぁ残りの20~30%の人は!?って思いますよね?この方たちは「急性肝炎」として一時発症しますが、多くは自然治癒します。免疫ってすごいですね。

・・・・しかし、しかし、です。その20~30%の中の、1~2%の人が、
劇症肝炎を発症し、時に死に至ります。
やはり侮れない、恐ろしい病気であることは間違いないのです。

感染を防ぐための注意点としては、血液・体液でのみ感染することをよく覚えていてください。なので、HIVの患者さんと同様に日常生活で感染はほぼありません。なので、不当で差別的な対応は言語道断です。
しかし、今、無症候性キャリアで感染リスクが少ない人でも、まれにウイルスが増殖して感染力が高まることがあります。なのでリスクゼロはないのです。

このブログを見てくださる、医療介護従事者の方たちには「釈迦に説法」とは承知の上で書かせていただきますが、HIVやHBVに限らず血液というのは常にリスクをはらんでいるということです。

ケアに携わる方は手袋を、また血液が付着したものは包んで廃棄!
また、肝炎ウイルス検査は多くの自治体で無料検査が実施されています。検査を受けたことがない人のみ対象ですので、確認されてみては?

あ、ちなみに通常の健康診断では検査しないことが多いそうですから、改めて確認されるのがよろしいかと思います。

これにて、「肝炎ってなに?」シリーズ完結です。
更新放置して申し訳ありませんでした。。。