2013年8月11日日曜日

CRPってなんだろう

よく内科受診して採血されたとき、

後日検査結果で「CRPが高い」とかいわれたことないですか?

さてこの「CRP」なるもの。

やさしいお医者さんなら、「炎症反応」といってくれます。


この数値が高いとウイルス性の感染症や

細菌性の感染症、はたまた悪性腫瘍の目安にもなります。

つまり炎症反応が高いということは、体の中で異変がおきて

いるがためにこの数値が増加しているのです。

この数値によって、医者は抗生剤を出す出さないの判断をされている

方が多いと思われます。


2013年8月9日金曜日

障害者総合支援法

今日から立秋というのに、、、

真夏日&猛暑日は延々と続きそうですね。

水不足も心配されます。


今回は、用語の説明というよりも、


障害者福祉の流れの変化をお伝えしたいと思います。


タイトルのとおり、本年度より

「障害者自立支援法」から「障害者総合支援法」に

名称が変更されました。

ぶっちゃけていうと、ほんっっっとに名称が変わっただけ、、、

ぐらいの認識で結構ですw

(学識者から言わせたら違うんでしょうが、、、私はそういう認識です)


話は変わりますが、先日障害程度区分の審査会がありました。

現在、コンピュータによる一次審査から人の手による二次審査を

すると全国平均で4割ほど区分がひとつ上げられる傾向だそうです。

大変だろうから、区分をあげて手厚い援助が受けれるように、、、

という思いが、福祉に携わる人なら少なからずあると思います。

半沢直樹ではないですが、基本は性善説です。


しかし厚生労働省は、それならば一次判定の時点で

二次判定に近い結果が出るように無駄を省こうと、

調査項目を改変するようです。

大きく違う点は、その方が今在宅なのか?、入院中なのか?

すでに施設入所して生活しているのか?

という状況はとりあえずおいといて、

「在宅で単身生活をすると想定した場合どうか?」

「できないことを前提として予防的にみる」

という視点で調査をするように変更しようと考えているようです。

するとどうなるか?

傾向として、区分が重く判定されやすくなります。

しかしこのロジック、おかしな点も多々あります。


特に顕著なのが、「視覚障害者」の方々です。

今までは、おおよそ区分1~2という判定が定着しています。

視覚障害の方々は、見えないという不自由を抱えながらも、

勝手知ったる自宅内であれば、ほぼ自立してなんでもされる方が

非常に多いです。

その方々が、先の変更された視点で調査されると、

急に重度化されて区分4~5という一次判定が出るのです。

これは矛盾しています。

もともと福祉援助の観点は、

「残存機能(現有機能)の活用」

に重きを置いてプランニングします。

できることを、できないであろうと想定して評価するというのは、

いささか見当違いと私は考えます。


さてさて、この改変。。。

どのような顛末となりますか。

8月~9月とモデル事業として今ランダムチョイスされた自治体で

検討されています。私の担当している審査会もモデル事業です。

その結果が厚生労働省に持ち帰られて、検討されます。


みなさん、注目です。