2023年2月2日木曜日

全介助ってなに!?

 今日は調子が良いので連投しますね。

明日は節分。豆まきをレクリエーションとして計画している施設がたくさんあると思います。鬼滅の刃ブームが落ち着いた分、例年に近い豆まき行事ができるのではないでしょうか。


さて、「全介助(ぜんかいじょ)」です。

よく口にする言葉、よく目にする言葉かとおもいます。そもそも介助って何でしょう。介助とは日常生活を送る上で、必要となる行為の手助けをすることです。

それに「全」がつくと、すべてを我々スタッフが介入して手助けをすることの意味になります。食事、排泄、入浴、移動などです。例えば自分で食事を口に運べない方に対しては、スタッフが食事摂取の介助を全て行います。これが全介助です。


もう一つ「一部介助」という言葉もあります。これは文字通り、「一部」介助を必要とする方に使用する言葉です。例えば口腔ケア。まずは自分で磨ける方は自分で行ってもらいますが、磨き残しのある利用者さんがおられます。そういう方にはスタッフが仕上げ磨きの介助をします。これが一部介助です。(これは残存機能の活用にもつながります)


全介助か一部介助かで、その利用者像が浮かび上がってきます。スタッフは利用者さんのADLをみて、全介助か一部介助か見定めて介助に当たります。どれだけ利用者さんを把握しているか、スタッフのうでの見せどころではないでしょうか。

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