2013年11月1日金曜日

リスクマネジメントってなに!?

はい、これ経済用語や日常用語でもありますね。

でも、医療介護の業界でも頻回に使用します。

そのまま日本語にして「危機管理」と理解してください。

人間は、必ずエラーを起こす(ミスをする)ということを

前提に、それを回避するための取り組みのことをいいます。

そのエラーが重大な事故につながらない様にすることが大事です。


たとえば誤薬。

・Aさんに飲んでもらう薬を、Bさんに飲ませてしまった

・○○時に内服してもらう薬を、忘れてしまった

または、右手の怪我の処置をしないといけないのに、左手にしてしまった。

うそみたいですが、現場では本当に起こりうる、もしくは起こっていることなんです。

従事者としては恥ずかしいことですが、やはり人はミスを犯すのです。

それをどうやって最小限にくいとどめて、重大事故にしないかが

「リスクマネジメント」なのです。

薬の内服は、2重3重に氏名と内服薬と時間をチェックすることで回避できます。

飲み忘れは、指示表や他のスタッフと同時に確認(共通認識)することで、回避できます。

処置に関しても同じです。個人でのみ確認すると、不備を生じやすくなります。

そのために複数で確認するのです。


しかし、実際の現場多忙(いいわけですね)であったり、夜勤の疲労で注意力が

落ちてしまっていたり、実際は一人で動かないと行けなかったりと、さまざまな要因が

あります。


そこを見直していくのもリスク管理ですね。



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