でも、医療介護の業界でも頻回に使用します。
そのまま日本語にして「危機管理」と理解してください。
人間は、必ずエラーを起こす(ミスをする)ということを
前提に、それを回避するための取り組みのことをいいます。
そのエラーが重大な事故につながらない様にすることが大事です。
たとえば誤薬。
・Aさんに飲んでもらう薬を、Bさんに飲ませてしまった
・○○時に内服してもらう薬を、忘れてしまった
または、右手の怪我の処置をしないといけないのに、左手にしてしまった。
うそみたいですが、現場では本当に起こりうる、もしくは起こっていることなんです。
従事者としては恥ずかしいことですが、やはり人はミスを犯すのです。
それをどうやって最小限にくいとどめて、重大事故にしないかが
「リスクマネジメント」なのです。
薬の内服は、2重3重に氏名と内服薬と時間をチェックすることで回避できます。
飲み忘れは、指示表や他のスタッフと同時に確認(共通認識)することで、回避できます。
処置に関しても同じです。個人でのみ確認すると、不備を生じやすくなります。
そのために複数で確認するのです。
しかし、実際の現場多忙(いいわけですね)であったり、夜勤の疲労で注意力が
落ちてしまっていたり、実際は一人で動かないと行けなかったりと、さまざまな要因が
あります。
そこを見直していくのもリスク管理ですね。
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