2018年1月10日水曜日

肝炎ってなに?(2)

新年あけましておめでとうございます。

本年も当ブログを心の片隅でかまいませんので、

どうぞよろしくお願いいたします。


さて、昨年末取り組み始めました

「肝炎」

の続きを書いていきたいと思います。

前回のブログで、A,B,C型があるとお知らせしました。

A型肝炎…主に東南アジアなど公衆衛生が不十分な場所での生の魚介類などから経口感染します
B型肝炎…人から人へ、血液や体液を介して感染します(肝がんの原因の約15%)※ワクチンあり
C型肝炎…人から人へ、血液や体液を介して感染します(肝がんの原因の約70%)※ワクチンなし、しかし治療根治可能(日本肝癌研究会第18回全国原発性肝癌追跡調査報告2004~2005)

肝がんは、がんによる死因の第3位ですが、原因がはっきりしているので予防できるがんといわれています。

しかし有名なのはB型肝炎なのに、実際にがんの原因として多いのは圧倒的にC型肝炎のほうなのですね。なぜかと思って調べてみれば・・・納得です。あまり公にされないのもなんだか妙に納得してしまいます。なにせ原因がニュースでさんざん取りざたされた「血液製剤」がらみのものがほとんどだからですかね。あとは2000年代に入って改善された「針の使いまわし、消毒不備」が主たる要因のようですね。改善された今後は減少傾向となることを願いましょう。

さて、次回からいよいよ「B型肝炎」についてほりさげていきます。

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