2015年5月16日土曜日

【閑話休題】アルジャーノンに花束を

別なブログに書いていましたが、こちらにもアップ。
いまあっているドラマから。

山P、すごい頑張ってますよね。
よく勉強されていると思います。障害者施設で働いている私が見ても、
多少の誇張はあるとはいえ、よく特徴を捉えて演じてらっしゃると思います。

ドラマも、中盤に差し掛かりました。劇的な変化が彼に現れています。実際には、現代科学であり得ないことなのでしょう。知的障害や発達障害のある人が、健常者を超えた知的レベルを有していく…誰もが皆、夢に描くことだと思います。ましてや家族ならば…。

ドラマの中でも、「そのままでいい」「純粋な子供のようなままでいい」「個性として受け入れる」と言った、周囲の言葉がよくでてきます。しかし現実、それはどこか我々健常者の驕りのようにも感じます。本人が「お利口になりたい」「健常者になりたい」という思いがあり、それが現実になるのなら、果たして周りはどんな選択をするべきなのか…。そして、知識を得たときに今まで自分がどのように周りから扱われていたか、見られていたかを理解したときの絶望感・・・。何が正解か、私にはわかりません。ただ、とても見ていて考えさせられるドラマだと思います。

結末まで見たときに、果たしてどのような思いが自分の中に湧き出るか興味深いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿