お久しぶりです。
実はわたくし、タイトルにもありますように骨折をしていました。
現在も加療中です(もうほぼ治りましたが)
理由は、、、仕事中の事故です。
私だけならまだしも、利用者さんを巻き込んでの事故でした。。。
利用者さんを後ろから両脇を抱え、歩行訓練をしていました。とても小柄な利用者です。
身長は私の半分以下といっていいでしょう。だから心に油断があったのだと思います。
どんなにバランスを崩しても、支えるのは容易であるという慢心が。
その訓練中、私が医療機器に躓き、その利用者を半下敷きするようにして前から
ドーンと転倒してしまったのです。反射的に半身になり右ひじをつきましたが、利用者さんを完全には
守れず、頭部を床で直撃させてしまいました。私の頭は真っ白。その瞬間は本当に
「殺してしまったかもしれない」
という恐怖が脳裏をよぎりました。そのとき私も自分を完全には支えきれず胸を強打。
息ができず、起き上がれませんでした。幸いなのは、ナースの目の前で起こした事故だということです。
利用者さんの頭部にはみるみるたんこぶが・・・
すぐにレントゲン室へ。私が利用者さんを下敷きにしたかもしれない旨を伝え、全身を
調べてもらいました。そのときのレントゲンでは、頭部および全身異常なし。
それがわかってホッとすると、急に胸が痛みだして呼吸苦が始まりました。
幸い近くの整形外科が休日診療をしていたので、仕事を抜けさしてもらいレントゲンをとりにいくと、
左の3,4,5番の肋骨にひびが。
そして翌日利用者さんはCTスキャンも取り、無事なんともないことが判明。
ホッと胸をなでおろしました。そうすると今度は自分の痛みが増すんですね。
胸帯巻きながら、負荷のない仕事をしていましたが、一週間ぐらいすると
今度は右腕を動かしたときに激痛が。またまた整形でレントゲンをとると
右の4番の肋骨がぽっきり折れてました。左の痛みに気を取られ、気付かなかったんですね。
結局一週間ほど休みをもらい、現在に至ります。くしゃみや咳もできるようになりました。
笑ってもいたくありません。
今回一番言いたいのは、どんな利用者さんをケアするのであれ、油断大敵であるということです。
これ、もし利用者さんに異常があったら裁判沙汰ですからね。そんなことよりなにより、
守るべき立場の人間が、逆にけがをさせては本末転倒であるということを痛感した事例でした。
みなさんもお気を付けください。
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