2010年11月11日木曜日

介護ってなに!?

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介護・医療用語を分かり易い言葉で(^Д^)
第9号 2010.11.11
 
2010年10月5日創刊
発行元サイト
http://kaigo-yougo.blogspot.com/

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11月11日は、「介護の日」です。
 この良き日(?)にメルマガを発行しない訳にはいかないと思い、急遽発行です。どうして今日が介護の日かというと、厚生労働省が、『高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日として2008年に制定。「いい日、いい日」にかけた語呂。』だそうです。(Wikipediaより)
 
 
●○●○今日の用語●○●○
~ 介 護 ~

 普段我々介護従事者は、介護介護と簡単に口にしていますが実際どんな意味があるのでしょうか?私自身の勉強のためにと調べてみました。一般的な辞書で調べると、

『病人などを介抱し、看護すること』
とありました。ん?看護??

 たしかに、通常の感覚としては、人の援助をするという意味で介護と看護は同義語と思っています。が、実際に福祉の現場では意味が違います。介護は原則医療行為ができません。が、看護は元々医師の指示により医療行為が行われます。これは大きな違いです。
 

 じゃあなおさら『介護』ってなに!?ってなりますよね。元々は障害者の生活支援や援助を介護と位置づけていたそうです(1970年代)。それが1982年(昭和62年)の社会福祉士及び介護福祉士法の設立により、介護福祉士という国家資格が創設され、高齢者のお世話をする=介護という概念が巷での認識になってきた模様です。介護保険法の設立も大いに影響あったと考えます。

 ここからは、全く私個人の見解ですが、正直言って日常生活で困っている方の援助をするに当たって『これは介護だ』『これは看護だ』という区別は無意味に感じます。利用者一人ひとりを見つめ、看護も介護も連携して支えられればよいのです。無用のプライドなど必要なし♪~(´ε` )
 





●○●○編集後記●○●○
 今回、相当ウィキペディアを読みましたが、結局「介護とはこうだ」というのは結論付けられていないようですね。別にそれでいいと思います。結局は、援助にどれだけ真摯に取組めるかですから。名称や資格だけが判断基準じゃないのは、どの現場も同じだと思います。ちゃらんぽらんな(死語?)介護福祉士もいれば、何事も的確にこなすヘルパー2級の方もいます。大事なのは肩書きじゃない・・・そう思って日頃から仕事に取り組んでいます。

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