2020年10月2日金曜日

広島県三次市の介護業者、提訴される

 ちょっと驚きました。

この訴訟が認められた時点で、福祉業界の人間はみな戦々恐々なのではないでしょうか?

(以下抜粋)

新型コロナウイルス感染症のため82歳で亡くなった三次市の女性の遺族の男性=広島市=が、広島県三次市の訪問介護事業所の運営会社に計4400万円の損害賠償を求めて広島地裁に提訴したことが1日、分かった。担当ヘルパーが訪問を控えていれば母親の感染は防げたとし、運営会社の安全配慮義務違反や使用者責任を問うている。

訴状などによると、三次市で1人暮らしをしていた女性は4月3日に発症し、PCR検査で9日に陽性と分かった。広島市内の病院に入院し、19日に新型コロナによる肺炎のため死亡した。10日に陽性が判明した50代のヘルパーの訪問サービスを3月23、27、30日と4月2、6日に受けていた。  このヘルパーは3月31日に発熱と味覚・嗅覚異常があったが、翌日にいったん症状が改善した。原告側は、ほかに母親を感染させたと考えられる人がおらず、ヘルパーの親族にも新型コロナが疑われる症状が出た4月1日までには、自身の感染可能性を十分に認識できたとする。ヘルパーが訪問サービスを回避すべき注意義務を怠り、運営会社に損害を賠償する責任があると主張。運営会社は安全配慮義務を怠ったとも指摘する。

Yahooニュース 中国新聞社より


怪しいかもしれない、と思っても症状が消失。また時期的に、誰もがPCR検査をうけられる状況ではなかったときです。福祉事業に携わる側としては、こういった状況証拠で訴訟を起こされるのであれば、今後全国で続発するするのではないでしょうか?

今後を見守りたいと思います。

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