つい先日まで、私のいく審査会では
「モデル事業」として、新たな審査基準で区分認定を一部行っていました。
大きな変更点は、あえて乱暴な書き方をさせてもらうと
「自助努力や創意工夫でできることも、最初からできないとみなし判定する」
という視点で調査されます。
自宅で単身で生活した場合、どういったことができないか?という視点です。
これだけ聞くと、「まっとうな評価方法」にきこえるかもしれません。
こういったことが考えられた背景には、実際問題として
「区分が1段階あげられるケースが非常に多かったから」
です。
ならば最初から、それを反映した結果が出るように見直そうとしたのが
今回のモデル事業の趣旨です。
その結果、、、
不思議なことがおきました。
区分2の方が、急に区分5に上がったりと、すべてではないですが
上記を逸した区分の上昇が見受けられたのです。
これはもちろん、区分2で妥当ですよという、われわれ審査会の人間の目で修正されしたが、
こういった不思議なことが起こりました。
介護、援助の基本は、何から何まで手を差し伸べるのではなく、
その方が保有している残存機能(現有機能)を活用することが目的と考えます。
それを無視した形の今回のモデル事業、、、
よい方向で改善されることを望みます。
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